パスピエ 2015/9/25

今日は渋谷TSUTAYA O-EASTでのパスピエのアルバム「娑婆ラバ」発売記念ワンマンライブに行ってきました。

パスピエのライブは2014年のカウントダウンジャパン、そして2015年のメトロック、印象Dと今回で4回目でしたが初めてのワンマンライブ、新しいアルバムの曲ばかりだけでなく様々な曲を織り交ぜられていてとてもよかったです。

ステージ上には今回のアルバムの絵のセットが作られていて、衣装もそれにならったものなのか和のテイストのものでした。
印象Dのときのようにお客さんへのお土産もあったりと曲だけではなく、ライブをどう楽しませようかと総合的に考えられているように感じました。

パスピエは今までありそうでなかったバンドで、現代の音楽を自分たちのモノに昇華しているように感じます。
大衆に迎合するような形ではなく、作り込んだものをポップに仕上げていて、ボーカルで独特な世界観のある作詞、個性のあるアートワークも担当している大胡田なつきと練りに練った作曲をする成田ハネダとの融和性、それら全てが大好きで、今の音楽シーンでは頭一つ抜けていると思います。
バンドの実力は確実にあるし、様々なことを積み重ねて今の形になったんだと感じます。

今回のアルバムの最後の曲で「素顔」という曲があるのですがこれが初めて成田ハネダがほぼ作詞をした作品だそうで、バンドの本心や、これからの方向性が見えてくるもので非常に印象的な曲です。
今回のライブでも最後に歌われていてバンドにとって大切な曲なんだと感じましたし、それらを知って改めて聴いてみると面白いです。

パスピエは精力的に活動してるのもとても好感が持てます。年末の武道館が楽しみです。